Q&A

梅花保育園では常に万全の意識を持ってその対応を考えています。

 東日本大震災を受け、平成24年3月、神奈川県は相模湾沿岸の自治体における新たな浸水予測図を発表しました。過去の地震から二宮沿岸で最も高い津波が予測されるのは5,8mで、最も低いと予測されている津波は、東海地震を想定したもので1,7mです。梅花保育園は二宮町から避難場所指定を受け、また海抜24,7mと、最も高いと予測される津波の高さから考えると、その影響はほとんどないものと考えられますが、地震による火災や交通傷害、建築物の倒壊なども予測されます。

■関係機関との連絡体制
緊急の場合は、二宮町役場から通報が入ります。
■建物の耐震、火災対策
建築の構造的な対策や補強、また耐火ボードの使用等、対策は実施済みです。
また、ピアノやTV、大型家具など危険と思われるものは、固定されています。
■避難場所の確保
梅花保育園自体が避難場所として指定されています。また、園のすぐ近くにも町の災害時の避難場所があります。
■備蓄・備品
食料、水、おやつ、タオル、毛布、おむつ、ラジオ、懐中電灯、電池、消火器、消火栓、水槽、水バケツ等 緊急時の備品は常に用意されています。
■防災マップ
園内避難経路、近隣の防災マップは、常時に園舎の目立つ場所に貼ってあります。
■災害時の職員の役割分担
災害時の各職員の役割を決めており、指揮、命令、伝達の方法も確保されています。
■災害時のそれぞれの場面での対応
保育室内、昼寝時の対応
園庭、プール・水遊び中の対応
散歩、遠足、社会見学等での対応
障がいのある園児への対応
保護者への引き渡し等、それぞれの場面での対応も考慮済みです。
■防災教育について
園児には、日常においても絵本や紙芝居などによる防災教育をおこなっています。
■避難訓練について
地震と火災を想定した訓練を、毎月それぞれ交互に実施しています。
消火訓練は毎月実施しています。
保護者による園児引き取り訓練を年に1回実施しています。
通報訓練を年に1回実施しています。
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■災害時の連絡について
非常時の連絡方法も確保されています。
  1. 一斉メール連絡網の導入
    この一斉メール連絡網は、その名の通り登録されたメールアドレスに同時に一斉送信します。
  2. 災害時優先電話の指定を受けています。
    通常、優先電話は、優先電話からの「発信」が「優先」されます。
    災害等で電話が混み合うと、発信規制や接続規制といった通信制限(大規模災害時は約90%以上の制限が行われれることがあります)により、通常の電話は被災地からの発信や被災地への接続は制限されますが、優先電話はこうした制限を受けずに発信や接続を行うことができます。
  3. 梅花保育園として災害用伝言ダイヤル(171)の利用
    被災地の方の電話番号をキーにして、安否等の情報を音声で登録・確認できるサービスです。 加入電話(プッシュ回線、ダイヤル回線)、公衆電話、ISDN、災害時にNTTが避難場所に設置する特設公衆電話などから「171」をダイヤルすることでご利用いただけます。 携帯電話・PHSや一部のIP電話からもご利用いただけます。

以上の他にも、最善の対策がとれるよう常にこころがけてまいります。